2014年4月7日(月)

56枚葉のクローバー、ギネス認定について?!

宮城県図書館に行って確かめた、故小原博士の「世界のクローバ」ですが、ギネス認定書を受け取った時の息子さんの喜びと、これからの決意について読売新聞に掲載されました。われわれ、多葉のクローバの保護にたずさわる人にとって忘れてはならない内容なので、ここに掲載させて頂きました・・・

56枚葉のクローバー、ギネス認定
読売新聞 2010年9月20日(月)10時7分配信

岩手県花巻市の小原繁男さんが見つけた56枚葉のクローバーが、ギネス記録に認定された。
自身が持つ18枚葉の認定記録を更新するもので、今後発行されるギネスブックに掲載される。
小原さんは、自宅の畑で多葉クローバーを研究、栽培。2004年に18枚葉でギネス認定され、09年に見つけた56枚葉をギネス申請していた。小原さんは今年5月、がんのため85歳で死去。静岡県に住む長男の一男さん(59)がギネス社の認定証を受け取った。

56枚葉クローバーギネスに認定 遺族「品種登録進めたい」
多葉クローバーの研究家で、5月4日に大腸がんで85歳で亡くなった小原繁男さん(花巻市矢沢)の遺族に、昨年5月に発見した56枚葉クローバーを新記録とする認定証がギネス社から届いた。自身が2002年に発見した18枚葉を、38枚更新した。小原さんは、自身の名を冠した多葉クローバーの品種「シゲタ」の登録申請の準備途中だった。長男の一男さん(59)は「畑を引き継いで残し、品種登録も進めたい」としている。
認定証はA4判より大きめのサイズに、英語で「最も葉の多いクローバー」「56枚で、2009年5月10日に日本の岩手県花巻市の小原繁男さんによって発見された」と記されている。
元県職員で飼料作物を研究していた小原さんは、約60年前に4~9枚葉のクローバーを見つけたことがきっかけで研究に没頭。多葉は遺伝によることを解明し、1981年に北海道大から博士号を授与された。
昨年5月3日に33枚葉を見つけ、ギネス登録の手続きを始めた直後、5月10日に56枚葉を発見。「自分でもたまげた。夢を飛び越した」と喜んでいた。
18日に帰郷して墓前に認定を報告した一男さんは「56枚は半世紀以上の研究成果で、当分破られることはないだろう。父の名とともに世界記録として残るのはうれしい」と話した。

作成者 やなけんさん

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