エルニーニョとラニーニャ?!
云うまでもなく、近年地球温暖化等というという環境破壊により急激に引き起こされいるが、異常気象の事であるが、まず命名の由来から述べてみたいと思う。
エルニーニョ(El
Niño)とはスペイン語で「男の子」(イエス・キリスト)の意味。一方、ラニーニャはエルニーニョに対して逆の気象状況を表すことから、「アンチエルニーニョ」と呼ばれていたこともあるが、「反キリスト者」の意味にもとれるため、男の子の反対で「女の子(La
Niña)」と呼ばれるようになったものである。以下、ラニーニャはエルニーニョの逆の現象とご承知いただきたい。
さて、エルニーニョとは、ガラパゴス海域からペルー沖にかけて(東太平洋の赤道付近)の海面温度が数年に一度、大規模に上昇する現象をいう。この現象は、地球規模の気候変動を引き起こし、世界中に異常気象を誘発するというが、一九九七年三月から始まったエルニーニョは二十世紀最大規模といわれる。
さて、エルニーニョが発生すると、日本では冷夏となる事が多いが、世界では各地に高温、低温、多雨、少雨などが発生する。この異常気象に特に影響されている国が南米のガラパゴスだ。
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